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予防歯科とは?歯科医院とご自身で行うそれぞれのケア方法について

予防歯科とは?歯科医院とご自身で行うそれぞれのケア方法について

こんにちは 宗像市の歯医者 マセダ歯科医院です。

『予防歯科とは具体的に何をすることですか?』
『定期的な歯科検診はどのくらいの頻度で受けるべきですか?』
『歯科医院に通うだけでは予防にはならないのですか?』

予防歯科という考え方が日本にも浸透してきつつある今、定期的に歯科医院へ通う方も多くなってきています。

しかし、歯医者に通うだけで虫歯や歯周病が完璧に予防できているというわけではありません。

そこでこの記事では、予防歯科や歯ブラシ以外の口腔ケア用品を使うことの重要性について解説します。

予防歯科について少しでも興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。

予防歯科とは?

「予防歯科」とは、虫歯や歯周病などの口内トラブルになってからというような事後の治療ではなく、事前の予防を大切にすることです。
定期検診などを日頃から行うことによって、初期段階で虫歯や歯周病などを発見できるので、歯を失うリスクを下げることができます。
歯科医院での定期検診による「プロケア」と歯科医院での指導をもとにご自分で行う「セルフケア」を通して行われます。

歯科医院に行くキッカケ

ここで皆さんに一つ質問させてください。歯科医院に通うキッカケは何ですか?
おそらく、多くの方が痛みを感じたことなどによる治療を目的としているのではないしょうか?
近年、日本でも「予防歯科」が注目されており、世の中にも浸透してきた言葉だと思います。これは、すでに欧米では定着している考え方で、「痛くなってから通院する」のではなく「痛くならないように通院して予防する」ことを目的としています。
歯のトラブルは、起きてからでは手遅れだという認識が欧米では普通なことなのです。
この予防歯科の定着が、70、80歳になったときに、歯をより多く残すことに繋がっています。
また、むし歯や歯周病にかかると、治るまで何度か通院する必要があります。

そのため、費用と時間がかかります。
予防歯科を行っていれば、将来的な医療費の負担を大幅に軽くすることができるだけではなく、全身の健康を守ることにも繋がるのです。

歯科医院による「プロフェッショナルケア」

歯科医院によるプロフェッショナルケアは、主に以下の4つです。

・歯磨き指導

・スケーリング

・フッ素塗布

・PMTC

具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。

歯磨き指導

自分で直接歯を見ることはほとんどないでしょう。

ご自身の歯磨きで歯の汚れがしっかりと落ちているかは分かりづらいですよね。
完璧に磨けた!と思っても、歯間などに汚れが残っている場合があります。
歯科医院では磨き残しや歯並びに合わせたブラッシング指導を行います。
また、お客様の口内状態に合わせた歯ブラシや歯磨き粉などの選び方についてもサポートしますので、疑問点はお気軽にご相談してみてください。

スケーリング

「スケーリング」とは、スケーラーまたは超音波スケーラーを使って歯垢や歯石を除去することです。
スケーリングをすることによって、虫歯・歯周病予防や口臭予防に効果があります。

歯石は歯磨きで取り除くことはできないので歯科医院でスケーリングの治療が必要となります。

フッ素塗布

フッ素には大きく3つの効果があり、①歯の質の強化②再石灰化を促進する③虫歯菌を抑制する、の3つです。
歯科医院のフッ素は市販のものより成分が濃いので、より効果が期待できます。

PMTC

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、専用の機械を使ってご自身では磨きにくい歯と歯の間や奥歯などもしっかり磨くことができるものです。
柔らかい特殊な器具なので痛みはなく、着色汚れがある方や歯科矯正中の方もご利用いただけます。

ご自身で行う「セルフケア」

ご自身でできるホームケアといえば…まずは歯みがき!

お口の中の汚れをコントロールすることが基本中の基本です。正しい歯みがきは、むし歯や歯周病予防に欠かせません。

ご自身で行うセルフケアは、主に以下の7つです。

・自分に合った正しい歯みがきの方法を身に付ける

・使っている道具の状態確認

・歯ブラシ以外のケアグッズを使う

・正しい食生活をする

・規則正しい食事

・砂糖の摂取

・食後の歯みがきの徹底

具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。

自分に合った正しい歯みがきの方法を身に付ける

これを身に付けるには、歯科衛生士のブラッシング指導を受けましょう!患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせたブラッシングを丁寧に説明・指導します。

使っている道具の状態確認

歯ブラシの毛先があちこちに広がっているものを何ヶ月も使ってはいませんか?そのような歯ブラシでは汚れは全く落ちません。

歯ブラシは1ヶ月を目安に取り換えるようにしてください。

毛先が開いているものはもちろん、毛先が開いていなくても1ヶ月使うと歯ブラシの弾力性が失われてしまい、毛先が傷んでしまい汚れが落ちにくくなります。

歯ブラシ以外のケアグッズを使う

歯は凸凹していたり、すき間があったりして、歯ブラシだけではすべてをキレイにすることは難しいです。

自分に合った歯みがき粉やデンタルフロスを使うなどの工夫をしてみましょう!

正しい食生活をする

歯みがきと食生活は、お口の健康にとって切っても切り離せない関係にあります。毎日の食生活から見直すことも歯の予防に繋がります。

規則正しい食事

1日3回の規則正しい食生活からはじめてみましょう。「だらだら食べ」をやめるだけで、むし歯予防だけでなくダイエット効果もあります。

砂糖の摂取

むし歯の好物である砂糖の摂取は、なるべく減らすように努力しましょう。

ジュースや甘い食べ物、お酒などは特に注意が必要です。

砂糖が入っているお菓子を選ぶ代わりに「キシリトール」や「リカルデント」入りのものを選ぶことをおススメします。

食後の歯みがきの徹底

食事した後に歯みがきをしないことはありませんか?

そのままだと、お口の中の細菌が増えてしまい、むし歯や歯周病のリスクがものすごく高まってしまいます。

普段の生活が忙しく実践するのは難しいという人でも、まずは「寝る前には必ず歯みがき」することを心がけてください。

まとめ:予防歯科ならマセダ歯科医院まで

悪くなる前から歯科医院に通い、悪くなることを予防して健康な生活を送れるようにしましょう。

少しでも予防歯科に興味のある方は、お気軽にご相談ください。

監修者情報

マセダ歯科医院

院長 間世田勇気 Yuuki Maseda

開業から35年以上、現在でも年間10,000人以上の患者様が来院され、これまでの経験と知識による正確な診断力と確かな実績で患者様の健康を口腔内から守っています。

患者様一人一人にとって、本当に最善・最適な治療を提案し、確かな技術をもって実行することで、
信頼され続ける「かかりつけ歯科医院」を目指し、より良い歯科医療を提供している。

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